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矯正治療前の確認あれこれ
矯正治療前に確認すべきことはしっかり確認しておきましょう。大人になってから矯正治療を行なうことは可能で、実際、矯正治療は年齢によって制限されておりませんが、大人特有の問題があるわけで、それを克服して矯正していく必要があります。
大人になってからの矯正治療でまず事前にしなければならないのが虫歯の完治です。虫歯が残っている状態で矯正治療を始めると、虫歯がどんどん悪化してしまう可能性が高まります。もちろん歯医者さんも歯の状態は調べてくれますが、自分でもしっかりチェックするようにしてください。
更には歯周病にならないようにするのも大切です。もし歯周病になっているのなら、これも改善させておく必要があります。歯列矯正は歯を少しずつ動かしていくことなので、肝心の歯の根元部分がぐらついているのは危険なのです。歯周病は痛みを普段感じないので気がつきにくいので、虫歯よりも注意しておくべきです。歯列矯正に成功しても歯が抜けてしまっては、まるで意味がありません。
又、矯正装置を使う場合ですが、その方法はいろいろなので、実際にどの治療方法にするかは、専門家によく相談することが大切で、この時点で疑問点が残らないよう何度でも質問しておいた方がいいでしょう。
矯正で一般的なのはブラケットと呼ばれるワイヤー器具を使う方法ですが、これは金属の装置を歯に取り付けて、ワイヤーで少しずつ引っ張っていく方法となります。このブラケットは金属部分が目立つので、大人の歯列矯正で使われることは少ないようで、社会人になってからだと仕事に支障が出ると感じる人が多いようです。
金属ではなく透明のプラスチック製のブラケットもありますが、金属よりも強度が無くて時間が掛かるようです。
歯列矯正治療あれこれ